市川猿之助の裁判が終わり執行猶予になりましたが、そうすると市川猿之助がいつ歌舞伎やドラマに復帰するのか?という問題になりますよね。
過去様々な歌舞伎俳優が起してきた不祥事とは、一線を画す犯罪を犯した市川猿之助。
果たして歌舞伎やドラマへの復帰が許されるのでしょうか?
許されるとして、いつ頃復帰するのでしょうか?
本記事では市川猿之助の今後について検証してみました。
市川猿之助って歌舞伎に復帰できるの?
市川猿之助は、両親に睡眠導入剤を服用させ自殺を幇助した罪に問われ、2023年11月17日に判決が下りました。
判決の内容は
懲役3年、執行猶予5年
自らのスキャンダルが報道される事がきっかけとなり、両親の命を巻き添えにしてしまった形で終結したこの騒動。
ぶっちゃけスキャンダルの方が全く終結していないような気もしますが、まあそこは一旦置いておきましょう。
自らの過ちの為に実の両親が命を投げ出し、自らだけ生き残ってしまった形です。
生き残ってしまったことは良いことだと思いますが、ご両親が命を投げ出す事になった全ての責任は市川猿之助にあるのでは?と考えると、「懲役3年、執行猶予5年」の判決は少々甘いのではないか?と感じてしまいます。
みなさんはどう思いますか?
【速報 JUST IN 】市川猿之助被告に猶予付き有罪判決 自殺手助けした罪 東京地裁https://t.co/Au0nkbZWbm #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 17, 2023
しかし、我々がどう思おうが裁判所が決めた量刑ですから、どうにかなるものでもありません。
問題は、市川猿之助が歌舞伎やドラマに復帰出来るのか?ということです。
これまで、歌舞伎界の役者は様々な不祥事を起してきました。
・中村七之助:タクシー無賃乗車&警察官への暴行
・片岡愛之助:隠し子報道
・香川照之:銀座ホステスへのパワハラ・セクハラ
・中村獅童:酒気帯び運転&不倫
これらの不祥事ではいずれも誰かは肉体的だったり精神的に傷ついてはいますから、決して軽いわけではありませんが、それによって誰かの命が失われたりはしていません。
つまり、単なる不祥事だと言って良いと思います。
ですから、不祥事を起した面々はそれぞれの禊ぎ期間を経て、歌舞伎やドラマに復帰されています。
しかし、今回の市川猿之助の事件については、単なる不祥事では済ますことが出来ないと僕は思うのです。
つまり、本当に歌舞伎やドラマに復帰出来るのか?
非常に疑問に感じています。
市川猿之助ご本人は、法廷で歌舞伎に復帰したいと述べていたみたいですし、ファンからすると早く復帰して欲しいという思いもあるでしょう。
松竹は復帰の話はまだ無い、と表面上は表明していますが、商業的に見ると早く復帰して金を稼がせてほしい、と思っているハズです。
だけど、本当にそれでいいのか?
ただの不祥事ではなくて、命が無くなっているわけですから、慎重に考えた方が良いと思うのです。
社会的に抹殺しろという意味ではありません。
きちんと社会的に支援して行く必要はある。しかしそれが皆から羨望のまなざしを向けられる歌舞伎である必要があるのか?ということを言っているのです。
今後の動向を注視して行きたいですね。
市川猿之助って歌舞伎に復帰するのはいつ?
もし仮に、市川猿之助が歌舞伎に復帰する可能性があるとすれば、それはいつ頃になるのか?
過去の不祥事とその禊ぎ期間をベースに検証してみました。
中村七之助のタクシー無賃乗車&警察官への暴行:記者会見したのが2005年1月
復帰は2005年5月(約5ヶ月間の活動自粛期間)
片岡愛之助の隠し子報道:記者会見が2011年2月17日
不祥事に伴う活動自粛期間は無し
香川照之の銀座ホステスへのパワハラ・セクハラ:THE TIME内での生謝罪が2022年8月
復帰は同年12月に歌舞伎で。(禊ぎ期間は約5ヶ月)ドラマ等への復帰は2023年時点では無し。
中村獅童の酒気帯び運転&不倫:2006年7月に記者会見
復帰は同年9月(活動自粛期間は約3ヶ月)
これらの過去状況を考えると、いずれも1年以内に復帰をしています。
しかし、例えばですが、旦那さんが自死に至った上原多香子等は完全に表舞台から消え去ってしまっていますし、淫行であまりにも有名な山本圭壱は約10年間の間活動を休止していて、やっと最近ちらほら見るようになった位です。
こういったことを考えると、 仮に市川猿之助が歌舞伎に復帰するとしたら、年単位での活動自粛期間が必要になるト考えた方が良いと僕は思います。
いや、もしそうで無ければなにかがおかしいように感じます。
芸能界はダメで、歌舞伎界はOKなんてことはないですよね?
むしろ日本の伝統芸能な訳ですから、それを背負うにはそれなりの人格が必要だと思うのです。
それを思うと、流行数年、下手をすると二桁年の活動自粛が必要になるだろうと感じます。
市川猿之助の裁判の結果を聞いたネットの声
市川猿之助の裁判が結審し、その結果を聞いたネットの声をまとめました。
ぱっと見では、やはり量刑が軽いのではないか?という意見が結構あります。
老老介護の末に介護疲れから妻を殺した80代男性が懲役3年の実刑判決を受けて、セクハラ・パワハラ報道の末に一家心中を図って失敗し結果的に両親二人を殺した市川猿之助が執行猶予5年なの、流石に不平等過ぎない?
— はやぶさマン (@big_falco) November 17, 2023
市川猿之助被告
— ゼロワン (@zerozero09) November 17, 2023
パワハラ記事が掲載される事がきっかけに両親の自殺幇助←5年の執行猶予付きの懲役3年
父親の虐待行為に追い詰められ両親を殺害した九州大19歳大学生←懲役24年
この判決差はどこからくるの? pic.twitter.com/AYL5szlMmo
マジで司法って感情論で適当に判決出してるだけだよな
— めろん (@gatigatitv) November 17, 2023
両親を実質的に殺した市川猿之助と寿司ペロの判決が同じとか頭イカれてんのか? pic.twitter.com/7lTgcOpRCb
マジで司法って感情論で適当に判決出してるだけだよな
— めろん (@gatigatitv) November 17, 2023
両親を実質的に殺した市川猿之助と寿司ペロの判決が同じとか頭イカれてんのか? pic.twitter.com/7lTgcOpRCb
まとめ
市川猿之助の裁判が結審したことで、自然と今後の復帰に注目が集まりますよね。
しかし、2人の尊い命が犠牲になっていることを考えると、完全復帰への道はかなり茨の道になりそうです。
それでも復帰を目指すなら、しっかりと頑張ってほしいと思います。
活動を自粛する事だけが禊ぎでは無いと思いますし、その他にも出来る事は沢山あるはずです。
しっかりと前を向いて頑張ってほしいです!