MENU

選挙ポスターの表現の自由はどこまで?ルールは?ジャックしてもいいの?

2024年都知事選で、「表現の自由」を主張する選挙ポスターが貼られ、注目を集めていますが、表現の自由はどこまで認められているのでしょうか?

掲示板に何枚も選挙ポスターを貼りジャックしてもいいのか、明確なルールはあるのか気になりますよね。

選挙ポスターにおける表現の自由や、ルールについてご紹介します!

目次

選挙ポスターにおける表現の自由はどこまで許されている?

ジョーカー議員として立候補している河合悠祐が、ほぼ全裸に近い女性と「表現の自由への規制はやめろ」という文言が掲載されたポスターを掲示しました。

河合悠祐は、これを「表現の自由」だと主張しています。

しかし、警視庁によって警告を受け、自ら選挙ポスターを撤去しています。

これは本当に表現の自由にあたるのでしょうか?

公職選挙法に表現の自由についての明記はない!

公職選挙法では、選挙ポスター掲示する際の「表現の自由」について明記はされていません。

ではなぜ、この候補者は警告を受けたのでしょうか?

公共の場所での卑わいな言動などを禁じる東京都の迷惑防止条例違反にあたると判断されました。

表現の自由を規制してしまったら、民主主義に反してしまうので、公職選挙法に明確な記載はもちろんありません。

「こどもに見せられない!」「想像力が足りなく芸術的でも何でもない。」といった声が寄せられています。

また、元2ちゃんねる管理人のひろゆきも、「『子供が見る』という視点が全くないのか、頭が悪いのか、どちらなのでしょうか?これが合法なんて世も末ですね」とポストし、呆れ果てています。

自由という言葉の意味を履き違えてしまってはいけませんね。

選挙ポスターの写真は本人だけ?

選挙ポスターには、本人の写真でなければいけないというルールはありません!

例えば、犬や猫、イラストでも構わないのです。

今回の都知事選でも、犬の写真が掲載された選挙ポスターを掲示した候補者がいました。

これは違法ではないのでしょうか?

政治団体に寄付をした支援者に、自由に制作したポスターを貼る権利を与えられているのです。

選挙ポスターは、他の候補への応援や虚偽の内容でない限り、自由で違法ではありません。

候補者の選挙ポスターを掲示するという暗黙の了解が守られておらず、規制を求める声も多く上がっています。

選挙ポスターの名前は本名じゃないとダメ?

こちらも記載内容に制限はありません。

名前が入っていなくてもOKなんです!

しかし、名前が入っていなかったり、届け出た名前と違う名前を使用したら、有権者に覚えてもらえず、当選の確率が下がってしまいますよね。

覚えやすいように、名字だけひらがなにしたり、名前をカタカナにすることが多いようです。

ちなみに、届け出の名前は、本名でなくてもよいとされていますが、本名以外を使用する場合は審査があり、一定の基準を満たさなければなりません。

選挙ポスターの文言は何でもよい?

名前と同様、記載内容に制限はありません。

政治ポスターでは禁止されている、「候補者」や「市議会議員選挙」といった文言も記載ができます。

また、政策内容や、SNS等のQRコードを記載することができます。

しかし、掲示責任者と印刷者の氏名、住所は必ず記載しなければなりません。

選挙ポスターに明確なルールはあるの?

選挙ポスターには、顔写真や、名前、記載する内容についてのルールはありませんでした。

その他で細かく決められているルールをご紹介します。

選挙ポスターの掲示場所

選挙ポスターは、どこにでもベタベタ貼ればいいというものではありません。

掲示して良い場所が、明確に決められています。

選挙期間中に設置された、ポスター掲示場にのみ貼ることができます。

しかも、掲示場への掲示は、候補者一人につき一枚だけと決められています。

選挙ポスターの大きさや形

公職選挙法144条に、長さ42センチメートル、幅30センチメートルを超えてはならないと記載されています。

ほとんどがこの枠いっぱいいっぱいの長方形ですが、この範囲を超えなければ、丸や三角、ハートの形でもOKです。

ただ、より多くの選挙ポスターを貼るには、丸や三角などの形は非常にコストがかかるので、長方形以外の形を目にすることは少ないでしょう。

選挙ポスターの掲示板をジャックしてもよい?

基本的には、掲示場への掲示は、候補者一人につき一枚だけと決められています。

しかし、掲示スペースを販売したり、第三者へ提供することについて禁止する規定はいまのところありません。

団体に寄付をすれば、都内の掲示場約1万4000か所から1か所を選び、寄付者が作成したポスターを掲載することができるのです。

そのため今回の都知事選の場合、N党の候補者24人分の掲示スペースが販売されたため、24個所が候補者とは関係のないポスターでジャックされてしまったというわけです。

一般人も逮捕される?選挙ポスターの注意点

選挙ポスターに、落書きしたり、破いたりすると、公職選挙法の”選挙の自由妨害罪”に当たる可能性があります。

罪に問われると、4年以下の懲役または禁錮、または、100万円以下の罰金に処せられます。

今回の都知事選でも、ポスター4枚を剥がし、2枚にペンで落書きをしたとして、男性2人が逮捕されています。

ちょっとしたイタズラ心で、落書きをしたり、疑われるような行動をしないよう注意しましょう。

まとめ

選挙ポスターには、貼る場所や大きさの規定はありましたが、記載する内容までは明確に決まりはありませんでした。

これによって「表現の自由」を武器に、モラルを逸した選挙ポスターが多く掲示される事態となりました。

しかし、様々な選挙ポスターが現れたことで、良くも悪くも都知事選に注目を集める結果となりましたね。

今後、選挙ポスターの内容について、規定が設けられるのか、注目ですね。

いつもシェアしてくれてありがとう!
  • URLをコピーしました!
目次